球速アップのためにほぐしておかないと体が支えられなくなる“疲れNG”の部位とは?
大田区洗足池駅 徒歩1分にある
坐骨神経痛専門治療院です
これから毎月1日に記事更新するように頑張ります。
さて、今回は、野球を題材にしたからだのストレッチです。
野球育成サイトFirst-Pitchの2024.02.22公開記事
球速アップのために“疲れNG”の部位とは? ほぐしておかないと「体支えられない」
によると、
投球でも打撃でも…股関節の重要性を東農大・勝亦陽一教授が解説
投球は、地面から得た力を腕や指先まで伝える。この力のロスが少ないほど、効果的に球速を上げることができる。その際に重要な役割を果たすのが股関節だ。野球のパフォーマンスを上げる方法を研究し、少年野球からプロ野球まで選手をサポートしている東京農業大の勝亦陽一教授が1月27日、静岡県掛川市で講演。股関節周りのほぐし方やトレーニング方法を伝授した。
科学的根拠に基づく投手の育成方法をテーマにした勝亦教授の講演には、小学5年生から大学生までの投手と投手志望の選手や保護者、指導者が参加した。勝亦教授は、投球でも打撃でも「股関節が担う役割は大きい」と考えている。地面から得た力を、下半身から上半身へ伝える役目があるためだ。講演では、選手に勧めている股関節のストレッチやトレーニングを解説した。
股関節周りに疲れをためないためには、お尻の上にある「中殿筋」(ちゅうでんきん)をほぐす。中殿筋は骨盤と大腿骨を結んで足を左右に上げ、片足立ちの安定性を高める働きがある。
勝亦教授は「中殿筋が働かなくなると、足を左右に開きにくくなります。また、片足立ちでバランス良く立つことが難しくなります。たくさん走ったり、投げ込みをしたりすると筋肉が硬くなるので、ほぐして柔らかくします」と説明した。
投球で重要な“片足で立つ”能力…股関節やお尻を鍛えるお勧めメニュー
投球では軸足で立つ、ステップした足で体を支える、といった“片足で立つ”能力が欠かせない。右投手の場合、右側の中殿筋が硬くなるとステップ幅が小さくなり、並進運動(捕手方向への移動)が遅くなる。また、左側の中殿筋が硬くなると体を支えられず、エネルギーのロスが生まれる。そのため臀部の筋肉が機能しないと球速が落ち、制球が不安定になる可能性がある。
勝亦教授は股関節やお尻を鍛えるトレーニングに、片足のメニューを勧める。前後や左右に足を踏み出して下半身を鍛える定番のメニュー「ランジ」では、練習パートナーに片足を持ってもらい、膝を曲げたり、ジャンプしたりすると、より効果的だという。「両足でトレーニングすると体幹がサボってしまいます。片足でのトレーニングは体幹を固めないとバランスを保つのが難しいので、効果が高いです」。
ボールを握らなくても、投手がパフォーマンスを向上させる方法はある。トレーニングやケアの積み重ねがマウンド上の結果として表れる。
【実際の動画】球速向上&制球安定に直結 お尻の筋肉のほぐし方&片足立ちの鍛え方
【動画】 球速を上げたい・制球力を上げたい
その大前提として大切なのは、下半身と上半身とをつなぐ「股関節」と「お尻」の機能向上です
科学的根拠から選手をサポートする東京農業大・勝亦陽一教授が お尻の筋肉をほぐす方法&片足立ちを安定させるトレーニング方法を教えてくれました
Xでの投稿を確認すると、股関節周りの筋肉をほぐしている様子が見れます。
ここで重要なのが、正しくほぐせるか?という問題です。
自分では、なかなかうまくほぐせない、ストレッチできないという方が多いかと思います。そんな時に、私たちのような専門家がいます。
まずは、ほぐす前に専門家にほぐしてもらう

まず、はじめにおこなってもらいたい方法が、ショックウェーブという日本初導入の最新医療機器です。
ショックウェーブ治療は、メジャーリーグで活躍している大谷翔平選手をはじめ、整形外科、美容外科、理学療法、スポーツ医学、泌尿器科、リハビリテーション、カイロプラクターおよび獣医学など、幅広い分野で取り入れられ、欧州、北米、南米、中東、アジアなど世界中で使用されている最新機器です。
ショックウェーブは、筋筋膜・腱の疼痛緩和に即効性が高く、効率的な治療ができます。
ということは、原因不明の慢性腰痛やスポーツによる捻挫や靭帯損傷等にも効果を発揮します。
また、出力の上げ方も患者様の痛みの感じ方に応じて徐々に上げていくため、痛みに弱い方や小児の患者様へも使用しやすい特徴があります。

↑ショックウェーブの施術をおこなうと、硬くなって伸びない組織にだけ絞って施術可能で、施術前後で体全体の柔軟性が向上します。

ショックウェーブを施術した後、ここではじめて、他動的なストレッチが効果を発揮します。他動とは、人にやってもらうということ、自分では、加減してできなかった範囲のストレッチまで可能になります。
ここまでおこない、全体の柔軟性のバランスが整います。
最終的には、自分自身で行えるストレッチ、動作確認することで、人にはわからない力の入れ加減を調節することになります。そして、ご自身の本来のパフォーマンスを発揮する実践練習、試合へと臨むことができます。
セルフケアでのストレッチを含めて重要なことは、どんなストレッチをするかというよりも、まずは、現状把握です。そして、どこの筋肉、関節が硬くなっているのかを確認できたら、ターゲットになった筋肉に対して的確にアプローチするかです。
プロスポーツ選手でも自分自身の体を把握できている人は多くはありません。プロでもアマチュアでもまずは専門家の手を借りて、自分の体と向き合いましょう。
